マネ、代理人がバイエルン残留意向を明言

写真:チェルシーから関心を寄せられるもバイエルンに残留すると見られるマネ ©Getty Images

バイエルンに所属するセネガル代表FWサディオ・マネにはチェルシーやサウジアラビアのクラブに移籍するのではないかという噂がささやかれているが、このほど彼の代理人を務めるバカリ・シセ氏が、彼の将来について注目の発言をした。イギリスのウェブメディア『フットボール・ロンドン』が報じている。

チェルシーは2022-23シーズン、プレミアリーグの38試合でわずか38ゴールと得点力不足に陥り、得失点差「-9」で12位に沈んだ。

マウリシオ・ポチェッティーノ新監督が就任し、現在は余剰戦力の放出に従事している状況。前線ではモロッコ代表FWハキム・ツィエクやアメリカ代表FWクリスティアン・プリシッチ、ガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンらに退団の噂がある。今後はアタッカーの補強に動く可能性もあり、複数のポジションをこなせるマネがリストアップされている。

一方のマネは2022年夏にリヴァプールからバイエルンに新天地を求めたが、2022-23シーズンはブンデスリーガで25試合7ゴールと低調な成績に終わっただけでなく、チャンピオンズリーグのマンチェスター・シティ戦後にドイツ代表MFレロイ・サネと口論になり暴行を働いて処分されるなど、チーム内での立場も微妙なものとなっている。

しかしシセ氏は次のように語り、移籍の噂をすべて否定した。

「サウジアラビアからは何もアプローチされていない。確かなことは、彼はバイエルンに残るということだ。彼はバイエルンと3年契約を結んでいる。そのうち1年が経過し、まだ2年の契約が残っている。だから今、言えるのは、彼がバイエルンに残るということだけだ」

この言葉が事実であれば、サウジアラビアはともかくチェルシーへの移籍の可能性もないということになるため、チェルシーとしてはマネ以外のターゲットを探さなければならない。

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