【現役トラックドライバーが選ぶ】トラックドライバーに向いてる人の特徴

「トラックドライバーに向いている人はどんな人?」
「自分の性格はトラックドライバーに向いているのか?」
と、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

本記事では、トラックドライバーに向いている人と併せて、実際に未経験からトラックドライバーに転職した人のメリットや後悔などについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
弊社ではドライバー専門求人サイト「トラックマンジョブ」を運営しており、これまで5,000人を超えるドライバーの方々の転職に携わってきました。それらの知見をもとに説明します。元記事はこちら

トラックドライバーに向いている性格3選

トラックドライバーに向いている・向いていないにかかわらず、大前提としてトラックドライバーに必要な3つについて説明します。

運転が好きな人

長時間運転することも多くあるので、運転好きではないとかなりのストレス。
日々運転して、あらゆる道になれておかないと迷ったときに困る

責任感が強い人

責任感がないと務まらない。時間を守ったりお客さんの荷物を運んだりするので責任感のない人は運転できてもトラックドライバーとしての仕事は務まらない。

思いやりのある人

運転していると他の会社のドライバーと一緒に待機したり、することもあるので、思いやりを持ってゆずったりできる人はトラックドライバーに向いている。

トラックドライバーに向いている人の特徴

トラックドライバーに向いている人の特徴を説明します。未経験からトラックドライバーに転職を考えている人は参考にしてみてください。

体力のある人

運転が好きというだけではトラックドライバーに向いているとは言えないでしょう。なぜなら、トラックドライバーは運転だけでなく荷物をおろしたりする作業がある。ここでかなりの体力を使うこともあるので、体力のある人はトラックドライバーに向いています。
サラリーマンと違って体力がある若いうちから稼げる。逆に言うと体力の衰えてくる50代以降は給料が減る場合もある。

1人の空間・時間が好きな人

トラック運転手は基本的に一人で運転します。そのため、孤独が何よりも苦手というかたは大型トラック運転手や長距離ドライバーには向いていません。反対に一人の時間が好きな人にとっては天職かもしれません。一人なので、気を遣う場面も少なく、好きな音楽をかけながら運転をするという人も多いので、一人の時間が好きな方にはトラックドライバーに向いていると言えるでしょう。

朝に強い人

トラックドライバーの仕事は早朝から始まることも多く、朝に強い人でないとストレスを抱えながら仕事をすることになります。

暇つぶしの上手い人

トラックドライバーは待ち時間が多い仕事でもあります。急遽2時間、3時間待機ということもあるので、空いた時間にルートを確認したりなど時間を上手くつぶせる人が向いています。

慎重な人

トラックドライバーと言えばガテン系のイメージを持っている人も多いと思いますが、慎重な人ほどトラックドライバーに向いていると言えます。特に大型トラックを運転するには車体が大きい分、事故にあうリスクも高まります。また、配送先で荷物をおろす時などは慎重さがないと荷物を壊してしまったりする場合があるので、トラックドライバーには慎重さも必要です。

時間を守れる人

時間を守れる人はトラックドライバーに向いていると言えるでしょう。荷物を運ぶ先には当然、お客さんがいて、その先にまたお客さんが待っているということも多く、時間を守らず仕事をしているとあらゆる人に迷惑が掛かります。時間を守るた
めに臨機応変に対応することもトラックドライバーには求められます。

お金を稼ぎたい人

トラックドライバーは運ぶものや距離によって年収も変わりますが、一般的なサラリーマンよりもお金を稼げる職種だと言われています。
トラックドライバーの年収はこちらで詳しく書いております。
トラックドライバーのボーナスは?
トラック運転手の平均年収や給料を詳しく紹介!
特に新卒入社の場合は、オフィスワーク勤めの同級生と比較して初任給が高くなる傾向があります。

ストレスに強い人

トラック運転手は常に仕事がスムーズにいくとは限りません。
渋滞や急な待機時間、悪天候による配送遅れなど、ストレスがかかることも多い職種です。そのため、休憩時間や休日にうまくストレス発散させられる人、あるいはどんな状況下でもストレスと思わずうまく切り抜けられる人はトラックドライバーに向いています。

トラックドライバーに向いていない人

トラックドライバーに向いている人を紹介しましたが、次は反対に、トラックドライバーに向いていない人の特徴を紹介します。当てはまった方は要注意です。

ルールやマナーが守れない人

信号無視はしない、車線変更禁止区間では車線変更しないなどの、当たり前のルールやマナーを守れない人はトラックドライバーに向いていません。ルールやマナーを守れないと事故のリスクが高まるだけでなく、配送先のお客さんや所属している会社にも迷惑をかけることになるので該当するという方はトラックドライバーに向いていない人と言えるでしょう。

すぐに怒る人

自分がルールを守っていても、他の人がルールを守るとは限りません。運転している時間が長い分、色んなドライバーと遭遇するでしょう。煽り運転や急な割込みなど、ルールを守らないドライバーもいます。その場面に出くわした際、すぐに怒ってしまう人はトラックドライバーになるには厳しいかもしれません。

コミュニケーションが極端に苦手

トラックドライバーは仕事中基本的に一人ですが、配送先のお客さんと話したり、同僚と話したりする場面もあります。極端に対人コミュニケーションが苦手な人だとトラックドライバーは向いていない人と言えます。

トラックドライバーは楽しい?未経験から転職した人の声

5年間、事務職で働いてきましたが、思い切ってトラックドライバーに転職してみました。昔から休日には長距離ドライブにいったりと運転することが好きでトラックドライバーに憧れはありました。トラックドライバーの労働時間が問題になっているように、運転する時間が長いですが、長距離運転が好きな自分にとってはもってこいの仕事です。しかし、思ったよりも待機時間があってそこは驚きましたね。
前職は忙しく、休憩時間もまともにとれなかったので、いきなり2時間待機とかは慣れていなくてなにをすればいいのか未だに困ってます(笑)待機時間を除けばトラックドライバーはとても楽しいです!

トラック運転手になった人の後悔

今年でドライバーになってから10年たちます。もちろん楽しい部分もありますが、後悔している部分のほうが多いです。
自分は家電配送をしているのですが、日によっては数十キロもある洗濯機を一人で運ばなきゃいけない場面とかありましたし、段ボールのつかみどころが少なく、何度もお客さんの荷物を落としそうになりました。
壊したり傷つけたりした場合は自費で買取なのでいつもひやひやしています。運転は楽しい分、荷物をおろしたり運んだりするときは精神的にも体力的にもきつくて後悔しています。今は家電などをあまり運ばない求人を探しています。

トラックドライバーの履歴書の書き方

トラックドライバーに向いてる人|まとめ

本記事ではトラックドライバーに向いている人の性格・特徴や現役ドライバーの楽しさ、後悔について紹介しました。
トラックドライバーに向いている人は、運転が好きという大前提の他にも慎重な人、責任感が強い人等の特徴がありました。トラックマンジョブでは未経験OKの求人も紹介しています。転職を考えている方はぜひチェックしてみてください!

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