九州国立博物館 特別展「憧れの東洋陶磁―大阪市立東洋陶芸美術館の至宝」7月11日から開催

茶道人.com編集部[著]

九州国立博物館(福岡県太宰府市)では、特別展「憧れの東洋陶磁―大阪市立東洋陶芸美術館の至宝」を7月11日から開催します。本展では、日本人が大切に受け継ぎ、いつくしんできた東洋陶磁を、世界的に評価の高い大阪市立東洋陶芸美術館の所蔵品から、国宝2件、重要文化財12件を展示しています。

海を越えて日本に渡って来た東洋陶磁は、日本の儀式・室礼における喫茶の道具や調度として、茶の湯や食膳で用いる器として、暮らしに深く浸透してきました。展示品の中には、油滴の中でも天目形の姿の美しさ、そして現れた油滴の斑紋の美しさで知られる名碗である「国宝 油滴天目」などがあります。

近代では本格的な研究も進められている貴重な東洋陶磁作品の数々を鑑賞しにぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

2023年7月11日から9月3日まで

九州国立博物館

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