アーティスティックスイミング優勝選手 喜びを報告

アーティスティックスイミング優勝選手 喜びを報告

 水上での芸術性や表現力を競うアーティスティックスイミングの日本選手権で優勝した、千葉県船橋市在住の選手が6月29日、船橋市役所を訪れ、市長に優勝の喜びを報告しました。

 稲富愛佳選手は、船橋市立行田西小の1年生のときに、当時のシンクロナイズドスイミングを始め、現在は、五輪のメダリストを輩出している「ミキハウス東京アーティスティックスイミングクラブ」に所属しています。

 5月、都内で開催された日本選手権水泳競技大会でチーム種目のテクニカルルーティンで優勝するなど5つのメダルを獲得しました。

 8人のチームをまとめるキャプテンとして「たくさんのことを経験でき、成長できた」と優勝の喜びを報告すると、船橋市の松戸徹市長は「素晴らしい成績。先輩たちの歴史を塗り替えられるようこれからも頑張って」と更なる活躍に期待を寄せました。

 東京理科大に通う大学生でもある稲富選手。

 練習は、大学があるときは2時間から4時間、休みや大会前は、8時間に上るうえ、「見た目以上にハード」だということですが、「練習を乗り越えた分、演技の美しさにつながる」と競技の魅力も語っていました。

稲富愛佳 選手
「メンバーを取りまとめたり振り付けを考えたりして大変だったが、大変なことをみんなで乗り越えて優勝という結果を出せてすごくうれしい。このままシンクロを続けるか、就活に専念するか迷っているが、続けるとしたら次の大きな大会は来年5月の日本選手権になるので、チームでは金メダルを獲りたいし、デュエットやソロの個人種目でも金メダルが、良い色のメダルがたくさん穫れるようがんばりたい」

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