アクイラーニがセリエBピサでトップチーム監督初挑戦へ! ヴィオラのプリマヴェーラの指揮官退任を発表

[写真:Getty Images]

かつてローマやフィオレンティーナ、リバプールでプレーした元イタリア代表MFのアルベルト・アクイラーニ氏(38)が、セリエBのピサでトップチームの監督に初挑戦することになるようだ。

フィオレンティーナは29日、アクイラーニ氏が双方合意の下でプリマヴェーラの指揮官を退任することを発表した。

ローマの下部組織出身のアクイラーニ氏は、2002-03シーズンにファーストチームデビュー。以降はリバプールやユベントス、ミラン、スポルティングCPなど国内外の名門を渡り歩いた。

2019年の引退後はフィオレンティーナU-18の監督、ジュゼッペ・イアキーニ監督の下でアシスタントコーチ、2020年からはプリマヴェーラの監督を歴任。コッパ・イタリア・プリマヴェーラ3連覇に導くなど、見事な手腕を発揮していた。

なお、今シーズンのセリエBを11位で終えたピサは、アクイラーニとほぼ同世代で、セリエAの舞台でもしのぎを削ったアレクサンダル・コラロフ氏が新スポーツディレクターに就任しており、同氏の主導の下でアクイラーニ氏の招へいを目指していた。

移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によると、ピサとアクイラーニ氏は2025年までの2年契約で合意に至っており、一両日中にも公式なアナウンスがなされる見込みだ。

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