チェルシーからアル・イテハドに完全移籍したフランス代表MFエンゴロ・カンテが、ベルギー3部クラブを買収した。
カンテが買収したのは、ロイヤル・エクセルシオール・ヴィルトン。今シーズンはチャレンジャー・プロ・リーグ(ベルギー2部)を戦っていたが、12位と最下位で終了。新シーズンは3部に降格することとなる。
クラブは2018年に、ルクセンブルクの不動産投資家であるフラビオ・ベッカ氏が買収。すると、衰退していたクラブが復活し、クラブ初となるディビジョン1B(プロリーグ)に昇格。その後もチームは躍進を続け、2部にまで昇格していた。
しかし、ベルギーサッカー教会(KBVB)によりプロライセンスを剥奪されることに。チームは法的手続きを進めている。
その中で、クラブ存続を願うベッカ氏は、あらゆる手段で存続に動き、簡単ではないパートナー探しや、新オーナー探しに奔走。その中で、最終的にはカンテに託すことが決定された。
なお、クラブは負債がない状況になったとのこと。近日中にも理事会が設立される。