九州や北日本から西日本の日本海側を中心に、7月1日にかけて広い範囲で雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる見込み。九州北部、九州南部を中心に土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重な警戒が必要だ。
九州北部と九州南部では30日午後から7月1日午前中にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性がある。
前線を伴った低気圧が日本海にあって東北東に進んでおり、7月1日にかけて北日本を通過する。また、前線は7月1日にかけて本州付近を南下する見込みで、低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発となり、九州や北日本から西日本の日本海側を中心に広い範囲で大気の状態が非常に不安定となりそうだ。
九州北部では非常に激しい雨が降り、すでに土砂災害の危険度が高まっている所がある。
九州や北日本から西日本の日本海側を中心に、7月1日にかけて広い範囲で雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる見込み。これまでの雨により、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まりやすい地域がある。
さらに線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあり、九州北部、九州南部を中心に土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重な警戒が必要だ。
また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意し、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めたい。降ひょうも予想されるため、農作物や農業施設の管理にも併せて注意が必要となる。
