サンリツ服部美術館 「陶芸 かたちとの出会い」7月8日から開催

茶道人.com編集部[著]

サンリツ服部美術館(長野県諏訪市)では、「陶芸 かたちとの出会い」を7月8日から開催します。本展では、陶磁器のかたちに注目して、人々の生活を支えてきた魅力あふれる陶磁器の世界を紹介します。

古くは煮炊きのための鉢や貯蔵用といった日用雑貨としてつくられてきた陶磁器ですが、文明の発展とともに風土や時代の流行をかたちに取り入れた陶磁器が制作されるようになりました。展示品の中には、松江藩主で大茶人としても知られる松平不昧公の所蔵で、中興名物にも数えられる「伯庵茶碗 銘 奥田」があります。

多種多様なうつわからは道具の使いやすさだけでなく、暮らしを彩るために美を追い求めた人々の姿も伺うことができます。この機会にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

2023年7月8日から9月18日まで
サンリツ服部美術館

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