さだまさし「曲が"降りてくる"瞬間は?」―ファンならではの50の質問に回答!

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今年でデビュー50周年を迎え、6月14日(水)には新アルバム「なつかしい未来」をリリースしたさだまさしさん。6月29日(木)には、デビュー50周年を記念した特別番組『さだまさし なつかしい未来』が放送されました。(文化放送『さだまさし なつかしい未来』2023年6月29日放送分)

さだまさしデビュー50周年、記念アルバムに迫る特別番組

2023年10月にデビュー50周年を迎えるさだまさしさんは、6月14日(水)に新アルバム「なつかしい未来」をリリース。同日には、全国ツアー「デビュー50th Anniversaryコンサート2023~なつかしい未来~」が大阪・フェスティバルホールにてスタートしました。今回は新アルバムのリリースを記念した特別番組で、文化放送では年末恒例となっている、さださんのカウントダウンライブ生中継で実況を務める盟友・寺島尚正アナウンサーとの対談形式で放送されました。

アルバム名「なつかしい未来」の由来について、さださんは2022年11月3日に行われた吉田政美さんとのフォークデュオ・グレープの46年ぶり復活コンサートを振り返り、吉田さんとの演奏を通じて「なつかしい未来」という言葉が思い浮かんだことを明かし、「自分はこの花が咲いているところを見たくて種をまく、水をやる。でも、その花が咲くまで元気でいるかどうか分からないけども、万が一生き延びてその花が咲いているところに出逢ったら、これは"なつかしい未来"ですよね。そういうことって人生にいっぱいあると思うの。その辺を歌いたかったかなと思います」と、アルバムへの想いを語りました。また、アルバムに収録されている楽曲「はてしない恋の歌」は20年以上前に完成していたものの、アルバムのコンセプトと合わず、長らく未収録だったという裏話も語られました。

新アルバム「なつかしい未来」への想いを3分お試しで今すぐ聴く↓

番組では、さださんがどのように音楽と向き合ってきたのか、ファンならではの素朴な視点による50個の質問から厳選する形で、さださんの音楽活動や曲作りの裏側に迫りました。

寺島アナから「曲が"降りてくる"瞬間」について問われると、さださんは「降りてきます。気が向けば。音楽の神様がいらっしゃるんでしょうね。僕のところへ降ってきてくれてありがとう」と回答。「風に立つライオン」(1987年)は、作詞・作曲と合わせて30分で書き上げたことを明かしました。

曲作りについては「(感情の)ショックがあると動く」とも話し、「キーウから遠く離れて」(2022年)はロシアのウクライナ侵攻に対するショックと怒りが曲作りのきっかけになった一方で、「僕が怒ってる歌を書いたら僕のお客さんはあまり喜ばない。元気が出ないから。だから、ひと泣きしたり、ひと怒り、ふた怒りした後に、冷静になった歌を書こう」と、ファンへの想いも交えながら曲作りに対する姿勢を語りました。

曲作りのきっかけを3分お試しで今すぐ聴く↓

その後も、ファンの間で人気の高い楽曲「主人公」の裏話や、楽曲のテーマは「季節感」を常に大事にしていること、さださんの学生時代の同級生・福田さんへ捧げたという楽曲「中秋無月」の話など、かつての名曲やデビュー50周年記念アルバムにまつわるエピソードトークがたっぷりと繰り広げられた60分でした。

さだまさし なつかしい未来

放送局:文化放送

放送日時:2023年6月29日 木曜日 19時00分~20時00分

出演者:さだまさし

Twitterハッシュタグは「#さだまさし特番」

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※放送情報は変更となる場合があります。

この記事を書いた人

radiko編集部

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