社会課題の解決に向け 千葉市がSDGs債 発行へ

社会課題の解決に向け 千葉市がSDGs債 発行へ

 千葉市は6月30日、調達した資金の全額を地球温暖化対策や教育・福祉の向上など、社会課題の解決に限定して使う債券、SDGs債を発行すると発表しました。

 市によりますと、発行するのはSDGs債のうち、「サステナビリティボンド」と呼ばれる債券で、2023年8月、金融機関などの機関投資家向けに50億円分を1000万円単位で発行します。

 集まった資金は、モノレールの車両の更新や小学校の改修工事など、社会課題の解決に向けた事業に充てる想定です。

 SDGs債の発行は、県内の自治体では千葉市が初めてで、ほかに千葉県がSDGs債と同じく、社会課題の解決に限定して資金を集めるESG債の発行に向け準備を進めているということです。

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