バクラヴァと美味しいコーヒーの話

おはようございます♬今朝は最近ハマっている中東・アフリカ系のコーヒーとスイーツのお話を少し。

中東・アフリカ系コーヒーの中でも特に好きなのがトルココーヒーとイエメンコーヒー。
まずはトルココーヒー(Turkish Coffee)について。

トルココーヒーは深入りして超細挽きにしたコーヒーの粉を、ジャズベというひしゃくのような形の器具で煮出して作るのが特徴でイスラム圏の伝統的なコーヒーの飲み方。小さいカップに注いで甘いお菓子と一緒にいただくのが一般的。

ナルニア物語のファンの方にはお馴染みの白い魔女がエドマンドを誘惑するときに使ったあのお菓子「ターキッシュデライト(Turkish delight)」をよく一緒に食べます。

トルコではロクム(Lokum)と呼ばれるそれはコーンスターチを固めた15世紀から続く伝統的なお菓子。 ナッツが入ったゆべしみたいな食感でローズ、レモン、オレンジ、ミント、チョコレートなど味の種類が豊富なんです。甘い甘いこのターキッシュデライトと濃いめのトルココーヒーは相性抜群なんです♡

写真で言うと奥の2つがそれ。赤い方はざくろのターキッシュデライト、ひし形のものはデーツの作られたものです。

そしてイエメンコーヒー(Yemen Coffee)はと言うと、フルーツのような独特の酸味がある不思議なコーヒー。イエメンはアラビア半島南端部に属する中東の国。コーヒーの起源はここ!って噂もありますが本当のところはどうなんでしょうね。ふふふ。

私の好きな種類はフルーティーで甘味と酸味のバランスが良いモカマタリというもの。これをトルココーヒーに似た感じで煮出すのですが、沸騰したら火からおろし、また火にかけ、を数回繰り返してより濃厚なコーヒーを淹れるのがこのお店流。

そんなフルーティなコーヒーのお供はバクラヴァ(baklava)、ものすごく甘い(極甘って言葉がぴったり)のお菓子。中東や中央アジアでは定番の人気菓子。

バクラヴァはフィロと呼ばれる非常に薄いパリパリの生地の間に刻んだクルミ、ピスタチオ、ヘーゼルナッツ、アーモンドなどを挟み、焼き上げてから濃いシロップをかけたもの。

写真の左手の細い糸のようなものを巻いてあるものや

こんな感じで層がたくさんあるパイ生地のようなものまであって、定番の味からチョコレート味など色々ありますが、ピスタチオ入りが基本の味な気がします。

こちらも濃いーコーヒーに小さめの甘いお菓子と合わせるのが最高。

日本でも、最近中東系のコーヒーが人気の兆しと聞きましたがこの週末にでもいかがでしょう。美味しいコーヒーで皆様、どうぞSweetな1日をお過ごしください♡

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