県営処分場「エコグリーンとちぎ」安全推進協議会初会合

栃木県が9月の稼働開始を目指し那珂川町に建設を進めている管理型産業廃棄物の最終処分場「エコグリーンとちぎ」をめぐり、県や那珂川町は6月30日、住民や有識者らと安全推進協議会を設置し初めての会合を開きました。

県の管理型産業廃棄物の最終処分場「エコグリーンとちぎ」の透明性の高い適正な運営を行うため住民や有識者、行政から9人の委員で構成された安全推進協議会が設けられました。30日は施設の概要と廃棄物の受け入れや管理体制、それに環境モニタリングに関する計画について説明と質疑が行われました。委員からは安全な運営を求める意見のほか廃棄物を運搬する車両の搬入路の拡幅や小中学生の登下校の時間に配慮した搬入について要望が挙っていました。また、県によりますと北沢地区の不法投棄物の撤去についてはエコグリーンとちぎが稼働を開始した後作業に着手し再来年の8月ごろの完了を見込んでいます。

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