ファミリーマート、テスラ製EV用急速充電設備 国内コンビニ初の設置 15分間で最大275km相当分を充電

ファミリーマートは6月29日、Tesla(テスラ)製EV用急速充電設備(スーパーチャージャー)をこの日の13時から、ファミリーマート所沢インター店(埼玉県所沢市)で運用開始したことを明らかにした。

このほどTesla Motors Japan合同会社(本社:東京都港区)と「スーパーチャージャー・ステーション設置に関する基本合意書」を締結した。

同設備の設置は、国内コンビニエンスストア初となる。

顧客接点の拡大と顧客のさらなる利便性向上が目的。

同設備はプラグを差し込むだけで自動的に充電され約15分間で最大275km相当分を充電できる。5月末時点で全国70箇所に設置されている。

一方、ファミリーマートは2010年から 地域のインフラ拠点として店舗への急速充電器の設置を進めている。現在、全国約600店に設置され、この数は流通・小売業界No.1という。

利用料金は充電出力によって異なり1分あたり25~140円。

「今後、スーパーチャージャーの設置拡大のみならず、テスラとのタッチポイントとしてファミリーマート店舗駐車場を活用した、試乗会など幅広いイベントも企画していく」(ファミリーマート)という。

【写真】約15分間で最大275km相当分を充電できるテスラ製EV用急速充電設備(スーパーチャージャー)

© 株式会社食品新聞社