【ラジオNIKKEI賞】西村淳「雰囲気がすごく良かった」エルトンバローズが重賞初制覇

2日、福島競馬場で行われたG3・ラジオNIKKEI賞は、3番人気のエルトンバローズが鮮やかに抜け出して快勝。重賞初制覇を飾った。断然人気に推されたレーベンスティールは3着敗退。

ラジオNIKKEI賞、勝利ジョッキーコメント
1着 エルトンバローズ
西村淳也騎手
「1週前追い切りで騎乗させてもらって、すごい良い動きをしていましたし、今日の返し馬でも雰囲気がすごく良かったので、楽しみにしながら競馬に向かいました。全く距離に関しては不安はなかったです。(レースプランに関しては)とりあえず良いスタートを切りたかったので、そこに集中して挑みました。1コーナーの入りがすごい良かったので、もうあとは邪魔せず、直線まで迎えたいなと思いました。自然と(ガッツポーズが)出てしまいましたし、馬が一生懸命頑張ってくれて、人間が派手なポーズするのもどうかと思いますけど、自然と出てしまいましたね。まだまだ伸び代あると思いますし、本当に楽しみな一頭ですね。昨日すごい暑かったですし、今日もすごい暑かったですし、暑いイメージしかなかったですね。僕は夏の福島は今日で終わりですけど、また福島に来ることがあれば、1着獲れるように頑張りますので、応援のほどよろしくお願いします」

レース結果、詳細は下記のとおり。

2日、福島競馬場で行われた11R・ラジオNIKKEI賞(G3・3歳オープン・ハンデ・芝1800m)は、西村淳也騎乗の3番人気、エルトンバローズ(牡3・栗東・杉山晴紀)が勝利した。1/2馬身差の2着に4番人気のシルトホルン(牡3・美浦・新開幸一)、ハナ差の3着に1番人気のレーベンスティール(牡3・美浦・田中博康)が入った。勝ちタイムは1:46.9(良)。

2番人気で嶋田純次騎乗、グラニット(牡3・美浦・大和田成)は、6着敗退。

鮮やかに抜け出す

西村淳也騎乗の3番人気、エルトンバローズが鮮やかに抜け出して重賞初制覇を飾った。レースでは好位4番手のインをロスなく追走し、直線でもしっかりした脚取りで危なげなく抜け出した。断然人気に推されたレーベンスティールは後方から機を伺ったが、直線入り口ではやや絶望的な位置取り。馬群を縫うように伸びてきたが、賞金も加算出来ずの3着に敗れた。

エルトンバローズ 7戦3勝
(牡3・栗東・杉山晴紀)
父:ディープブリランテ
母:ショウナンカラット
母父:ブライアンズタイム
馬主:猪熊広次
生産者:桑田牧場

【全着順】
1着 エルトンバローズ 西村淳也
2着 シルトホルン 大野拓弥
3着 レーベンスティール 戸崎圭太
4着 バルサムノート 松岡正海
5着 コレペティトール 田辺裕信
6着 グラニット 嶋田純次
7着 アイスグリーン 幸英明
8着 オメガリッチマン 横山典弘
9着 ダイシンヤマト 吉田豊
10着 アグラシアド 津村明秀
11着 マイネルモーント 石川裕紀人
12着 ウヴァロヴァイト 菅原明良
13着 シーウィザード 三浦皇成
14着 エマヌエーレ 石橋脩
15着 スズカハービン M.デムーロ
16着 セオ 松若風馬

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