オスプレイ移駐に最低必要施設25年6月に完成

 佐賀空港へのオスプレイ配備に伴う新しい駐屯地建設計画について浜田靖一防衛大臣は1日までの記者会見で「九州防衛局は陸自オスプレイの移駐に最低限必要な施設整備を2025年6月末までに完成させる計画を示している。その後、駐屯地を開設し、オスプレイを移駐することで水陸機動団と一体的に運用できる態勢が構築される」と施設全体の完成を待たずして移駐できれば運用が十全にできるとの認識を示した。

 浜田大臣は「体育館や倉庫といったその他の工事については駐屯地開設後も継続して工事を行う計画で、作業が進み、これらの施設の完成時期をお示しできる段階になれば速やかに情報提供する」とした。
 
 記者団から移駐が可能な段階で戦力としては運用が十全にできるという認識かと問われ、浜田大臣は「我々とすれば、それは当然これを目指してやっていくわけでありますので当然そういうことだと思います」と答えた。(編集担当:森高龍二)

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