ユーベ退団のクアドラード、フェネルバフチェ移籍に前向きか… サウジ行きも視野に

[写真:Getty Images]

フリーのコロンビア代表MFフアン・クアドラード(35)に対し、トルコやサウジアラビアのクラブが接近しているようだ。

2015年夏にチェルシーからユベントスへとレンタル移籍し、その2年後に完全移籍したクアドラード。8シーズンにわたってこのチームの右サイドを支えてきたが、契約満了により昨季限りで退団となった。

イタリア人記者のアルフレッド・ペドゥーラ氏によると、フェネルバフチェがクアドラードの獲得に動いている。

フェネルバフチェはすでに2年契約のオファーを提示していたが、クアドラード本人の意向はイングランドかスペイン、イタリアのクラブからの話を待つというものだった。ラツィオからアプローチを受けている可能性もあるというが、1週間ほどが経過して、フェネルバフチェ行きも前向きに検討し始めたという。

フェネルバフチェは6月下旬にボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコをフリーで獲得。トルコ『90min』によると、クアドラードとジェコの代理人は同じで、どちらもアレッサンドロ・ルッチ氏が務めている。

また、イタリア人記者のルディ・ガレッティ氏によると、サウジアラビアのクラブもクアドラードと交渉中。クアドラードもサウジアラビア行きを真剣に検討していて、詳細を詰める必要こそあるものの、契約が近いうちに成立するのではないかという見方もあるようだ。

クアドラードは昨季ユベントスで公式戦47試合に出場し、2ゴール4アシストという結果を残している。トルコでもサウジアラビアでも、当分の間は一線級の活躍を期待できそうだが、クアドラードの決断はいかに。

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