ブレントフォード、42億円でウルブスDFコリンズ獲得合意

[写真:Getty Images]

ブレントフォードは3日、ウォルバーハンプトンのアイルランド代表DFネイサン・コリンズ(22)の獲得で合意した。イギリス『BBC』によると移籍金は2300万ポンド(約42億1000万円)。

母国のクラブであるチェリー・オーチャードからストーク・シティの下部組織に移籍したコリンズは、2019年にファーストチームデビュー。その後、2021年にバーンリーでプレミアリーグへのステップアップを果たすも、チームのチャンピオンシップ(イングランド2部)降格に伴い、わずか1年でウルブスへ活躍の場を移した。

その新天地では公式戦31試合に出場。だが、フレン・ロペテギ新監督の就任以降は徐々に序列が下がり、後半戦はベンチを温める機会も増えていた。

ただ、193cmの恵まれた体躯と高いアスリート能力を生かした圧倒的な対人能力に加え、ストーク時代に最年少でのゲームキャプテンを務めるなどリーダーシップと統率力にも優れるアイルランド代表DFは、プレミアリーグにおいて依然として屈指の若手センターバックとの評価が集まっている。

なお、コリンズは今回のブレントフォード移籍によって3シーズン連続での完全移籍となり、自身が昨季更新したアイルランド人における歴代最高額(2050万ポンド)の移籍金を再び塗り替えることになる。

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