大谷が6月の月間MVP受賞 ナ・リーグはブレーブス・アクーニャJr.

日本時間7月4日、メジャーリーグ機構は6月の月間MVP受賞者を発表した。月間最優秀選手はアメリカン・リーグが大谷翔平(エンゼルス)、ナショナル・リーグがロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)、月間最優秀投手はジェームス・パクストン(レッドソックス)とブレイク・スネル(パドレス)、月間最優秀新人はガナー・ヘンダーソン(オリオールズ)とコービン・キャロル(ダイヤモンドバックス)、月間最優秀リリーバーはフェリックス・バティスタ(オリオールズ)とクレイグ・キンブレル(フィリーズ)が選出された。

大谷は27試合に出場して打率.394、15本塁打、29打点、OPS1.444という圧巻のパフォーマンスを披露。6月に15本塁打以上を放つのはベーブ・ルース、ボブ・ジョンソン、ロジャー・マリスに続きア・リーグ史上4人目の快挙だった。大谷は投げても5先発で30回1/3を投げて防御率3.26と安定した数字を残し、自身3度目の月間MVP受賞となった。

アクーニャJr.は25試合に出場して打率.356、9本塁打、22打点、14盗塁でOPS1.112を記録。ブレーブス不動の1番打者として25試合中23試合で出塁をマークし、月間成績21勝4敗と絶好調のチームを牽引した。アクーニャJr.は盗塁もハイペースで積み重ねており、オールスター前に20本塁打、35盗塁に到達したメジャー史上初の選手となる活躍で、こちらも自身3度目の月間MVP受賞となった。

パクストンは5試合に先発して31回を投げ、3勝0敗、防御率1.74、34奪三振と安定したパフォーマンスで2017年以来キャリア2度目の月間最優秀投手に。スネルは5試合に先発して31回を投げ、3勝1敗、防御率0.87、奪三振53という圧巻の投球で自身3度目、チームとしては5月のマイケル・ワカに続く2か月連続の月間最優秀投手受賞となった。

ヘンダーソンは20試合に出場して打率.320、6本塁打、16打点、OPS.994をマーク。本塁打、打点、OPSでア・リーグ新人トップの数字を叩き出しての受賞となった。一方のキャロルは26試合に出場して打率.291、8本塁打、22打点、OPS.979のパフォーマンス。新人ながらオールスター・ゲームのスタメンに選出される活躍で現在地区首位のチームを牽引している。

バティスタは10試合に登板して7セーブを記録し、防御率0.84、22奪三振を記録。守護神として好調のチームを支え、今年4月に続き自身2度目の選出となった。一方のキンブレルも13試合に登板して2勝0敗5セーブ、防御率0.69、奪三振21と大活躍。同表彰が始まった2017年以来2度目の受賞となっている。

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