メッツがマリナーズから右腕ゴットを獲得 フレクセンは即DFAに

日本時間7月4日、メッツは左腕ザック・マッケンハーンをマリナーズへ放出し、クリス・フレクセンとトレバー・ゴットの両右腕を獲得するトレードが成立したことを発表した。トレード成立直後、メッツはフレクセンのDFAを発表しており、メッツはこのトレードを成立させるために、フレクセンの今季の残り年俸(約390万ドル)を引き受けた形となる。なお、メッツはゴット獲得に伴い、40人ロースターの枠を空けるために、右腕エドウィン・ウセタを60日間の故障者リストに移したことを発表している。

現在30歳のゴットは2015年にエンゼルスでメジャーデビューして48試合で14ホールド、防御率3.02を記録。2019年にはジャイアンツで自己最多の50試合に登板し、7勝を挙げた実績がある。昨季はブリュワーズで45試合に登板し、3勝4敗、11ホールド、防御率4.14を記録。マリナーズに加入した今季は、ここまで30試合に登板して29イニングを投げ、0勝3敗、7ホールド、防御率4.03、32奪三振という成績を残している。

現在29歳のフレクセンは2017年にメッツでメジャーデビューし、韓国球界を経て、2021年からマリナーズでプレー。2021年は14勝6敗、防御率3.61の好成績を残したが、昨季は若手の台頭もあってシーズン途中でブルペンに配置転換され、33試合(うち22先発)に登板して8勝9敗2セーブ、防御率3.73にとどまった。今季は17試合(うち4先発)で0勝4敗、防御率7.71と精彩を欠き、6月下旬にDFA。今回のトレードでメジャーデビュー時の古巣に戻ったが、再びDFAとなった。

現在28歳のマッケンハーンは今年5月にメジャーデビューしたばかり。メジャーでの登板は3試合だけで、6イニングを投げて防御率6.00、被打率.407と結果を残せなかったが、マイナーAAA級では16試合(うち1先発)に登板して1勝1敗1セーブ、5ホールド、防御率0.88と好投している。

The post メッツがマリナーズから右腕ゴットを獲得 フレクセンは即DFAに first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.