リバプールはグラフェンベルフ獲得から撤退へ、今夏すでにマク・アリスター&ソボスライを獲得

[写真:Getty Images]

リバプールはバイエルンのオランダ代表MFライアン・グラフェンベルフ(21)の獲得を見送るようだ。

昨夏アヤックスから加入したバイエルンではポジションを確保できず、ブンデスリーガでの先発はわずか3試合に終わったグラフェンベルフ。出場機会の少なさに不満を抱いており、バイエルンでの序列向上を望みつつも、関心を寄せていたリバプールへの移籍もやぶさかではない態度を見せていた。

しかし、ドイツ『スカイ・スポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者によると、リバプールはタフな交渉が必要と予想されているグラフェンベルフの獲得から撤退したとのことだ。

リバプールは今夏の移籍市場で、すでにブライトン&ホーヴ・アルビオンのアルゼンチン代表MFアレクシス・マク・アリスター(24)、RBライプツィヒのハンガリー代表MFドミニク・ソボスライ(22)を獲得。現在はアンカーとしても起用できるサウサンプトンのベルギー代表MFロメオ・ラヴィア(19)への関心を強めており、グラフェンベルフへの関心は冷めたという。

一方で、バイエルンは当初こそグラフェンベルフは非売品との姿勢を示していたものの、プレッテンベルク記者によるとオファー次第で耳を傾ける方針に舵を切った模様。現在まで具体的なオファーはないものの、今後関心を示すクラブが現れる可能性はありそうだ。

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