前線再び活発化 九州は土砂災害に厳重警戒 5日(水)にかけて危険度高まる

5日(水)午前10時の雨の予想(ウェザーマップ)

 九州南部では5日(水)夕方にかけて、九州北部では5日(水)明け方から夕方にかけて、土砂災害に厳重に警戒すると共に、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要だ。また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要となる。

5日(水)午前9時の予想天気図(ウェザーマップ)

 5日(水)は低気圧が日本海を東北東へ進み、低気圧からのびる前線が西日本を南下する見込み。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、再び、前線の活動が活発となり、九州では大気の状態が非常に不安定となりそうだ。

4日(火)午後4時40分の土の中の水分量(ウェザーマップ)

 九州は、4日(火)夜遅くから5日(水)夜のはじめごろにかけて、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる見込み。九州はこれまでの大雨で地盤が緩み、土砂災害の危険度が高まっている所がある。九州南部は5日(水)夕方にかけて、九州北部では5日(水)明け方から夕方にかけて、土砂災害に厳重に警戒すると共に、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要だ。

5日(水)午後6時までの24時間予想降水量(ウェザーマップ)

<5日(水)夕方までの予想雨量(多い所)>
 九州北部、九州南部 200ミリ

 九州は、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要で、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めたい。

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