【盛岡・かきつばた賞】中央5勝馬ゴールドギアが移籍後初勝利…高橋悠「先頭に立ってトボけた」

4日、盛岡競馬場で行われた12R・かきつばた賞(3歳上・芝1700m)は、高橋悠里騎乗の1番人気、ゴールドギア(牡8・岩手・伊藤和忍)が岩手へ移籍後初勝利を飾った。1/2馬身差の2着にコスモカルナック(牡6・岩手・菅原勲)、3着にリンシャンカイホウ(せん8・岩手・村上実)が入った。勝ちタイムは1:44.4(良)。

2番人気で山本政聡騎乗、ソロフレーズ(牡8・岩手・齋藤雄一)は、5着敗退。

1着 ゴールドギア
高橋悠里騎手
「中央実績がある馬ですから自信をもって臨みました。前回ダート1800m(あすなろ賞2着)でクセが分かりましたからね。今日も同じような感じでした。道中は思った以上に追走が楽でしたから、イメージ通りの競馬ができました。前回、乗った感じだと3~4コーナーでもたつきそうな印象があった。それでレース前から2コーナーを回ったらロングスパートをかけるつもりでした。早めに先頭に立ってトボけましたが、内から馬が来たらまた伸びてくれた。まだ余裕がありそうなので、次も楽しみです」

伊藤和師「気を抜くところがある」

かきつばた賞 口取り (C)岩手県競馬組合

伊藤和忍調教師
「先頭に立つと気を抜くところがあると、レースが終わってからジョッキーが言ってました。それで中央時代も僅差の勝負だったんだと納得しました。並べばもっと伸びると思います。若干、体重が減っていましたが、次はふっくらして出走させます。次走予定はせきれい賞です。中央成績から2400mはさらに合うと思いますから、期待しています。今回は赤の胸かけでしたが、今度はぜひ、紫(重賞)を取りたいですね」

ゴールドギア 43戦6勝
(牡8・岩手・伊藤和忍)
父:ロードカナロア
母:ギンザボナンザ
母父:ゼンノロブロイ
馬主:有馬博文
生産者:三嶋牧場

【全着順】
1着 ゴールドギア
2着 コスモカルナック
3着 リンシャンカイホウ
4着 ギャレット
5着 ソロフレーズ
6着 ブラックバゴ
7着 デルマアシュラ
8着 ブローヴェイス
9着 ロワアブソリュー
10着 ルヴァン
11着 タマモメイトウ

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