ブラジルサッカー連盟(CBF)は4日、ブラジル代表の新監督にフルミネンセのフェルナンド・ディニス監督(49)が就任することを発表した。契約期間は1年間となる。
カタール・ワールドカップ(W杯)で結果を残せなかったブラジルは、チッチ監督を解任。後任監督にはレアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が浮上するなど、複数の外国人指揮官を招へいする可能性が噂された。
しかし、2026年の北中米W杯南米予選が9月にスタートすることもあり、監督人事を急ぐことに。アンチェロッティ監督は最後まで噂に浮上していたが、ディニス監督が就任することとなった。なお、フルミネンセと兼任で指揮を執ることとなる。
また、ブラジル『グローボ』はCBFのエドナルド・ロドリゲス会長はアンチェロッティ監督についてのコメントを伝え、2024年6〜7月のコパ・アメリカ終了後から指揮を執ることになると明言した。
「ブラジルには優れた監督がたくさんいるが、ディニスはグレミオ・オザスコ・アウダックスで仕事をしていた時から、革新的な働きをすると理解していた」
「彼は常に同じメソッドを持っており、私は彼の行う修正や戦術的な応用が本当に好きだった」
「だから、コパ・アメリカ後に就任するアンチェロッティとほとんど同じような試合運びをする監督だ」