薬剤師目線で作る健康飲料 漢方や生薬などを調合、効能別に6種類製品化 

開発した健康飲料について説明する松崎社長

 薬剤師の経験を生かして起業した女性が健康飲料を開発し、主にインターネットでの販売を始めた。「トラッドアローズ」(神奈川県大和市林間)社長の松崎裕子さん(50)は、医療現場で薬剤師を25年間務め、「糖尿病などの生活習慣病は30代から予防していれば防げる病気」との思いを強くし、2021年12月に創業したという。

 松崎さんによると、手軽に利用できる健康飲料に着目して漢方や生薬、生薬茶などを調合して100%自然由来の製品を開発。保存料や人工甘味料の使用を控え、カフェインや血糖値上昇にも配慮した。

 健康飲料は効能別に6種類を製品化。働き盛りの中高年齢層向けに健康維持やストレス解消などをうたっている。

 松崎さんは「香りや清涼感など五つのテイストも表示し、飲み続けられるよう工夫した。自分に合ったものを選んでほしいので、今後試飲のイベントを考えたい」と話している。

 価格は350グラム入り480円、500グラム入り570円。問い合わせは、同社電話046(240)1067。

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