「ずっとミランに来たいと思っていた」ロフタス=チークが移籍の喜び語る

[写真:Getty Images]

元イングランド代表MFルベン・ロフタス=チーク(27)が、ミラン移籍の喜びを語った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

先月に総額2150万ユーロ(約33億8600万円)の移籍金で、チェルシーからミランへの加入が発表されたロフタス=チーク。ミランでは同じくチェルシーから加入したイングランド代表DFフィカヨ・トモリが主力に定着しており、同様の活躍が期待されている。

クラブの公式チャンネル『Milan TV』で移籍後初のインタビューに応じたロフタス=チークは、加入前にそのトモリから多くのアドバイスがあったことに言及しつつ、ミラン加入の興奮を語った。

「ミランに移籍する可能性があると言われ始めてから、僕はこの2カ月間にわたってトモリと多くの話をした。彼とは(チェルシーの)ユースチームでも共にプレーしてきた間柄であり、サン・シーロで同じシャツを着られるのは素晴らしいね」

「フィカヨは僕に、ここへやって来ればクラブの大きさや歴史が理解できると言っていた。僕としても、ずっとミランに来たいと思っていたんだ。サン・シーロでプレーすることの意味や、サン・シーロが与えてくれる雰囲気については、対戦相手としてすでに感じていたからね」

「チェルシーで過ごした20年を経て、僕にとっては新たな章の始まりだ。このシャツを着てプレーできるのは光栄だね。複数の役割でプレーすることには慣れているけど、ボックス・トゥ・ボックスで自分のベストを尽くせると思う」

「子供のころは(ミランのレジェンドである)カカのプレーを見るのが大好きだった。彼はボールの扱いが格別だったね。僕としてもボールの扱いは強みの一つだけど、カカはその点において最高の選手の1人であり、それがお気に入りの理由だった」

また、ロフタス=チークはポルトガル代表FWラファエル・レオンからメッセージがあったことも明かしており、これから共にプレーできることを喜んでいる。

「レオンは数週間前に、僕にメッセージをくれたんだ。彼は現在世界最高のレベルでプレーしていて、きっとこれからも向上していくだろう。彼とピッチで共にプレーできて嬉しいよ」

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