【スパーキングレディーC】酒井学「上がってくるまでヒヤヒヤ」レディバグが交流重賞初制覇

7月5日、川崎競馬場で行われた交流G3・スパーキングレディーカップは、4番人気のレディバグが抜け出して快勝。外から来た1番人気のスピーディキックをアタマ差抑えて重賞初制覇を飾った。

スパーキングレディーC、勝利ジョッキーコメント
1着 レディバグ
酒井学騎手
「ずっとコンビを組ませていただいていた馬なので、ほんと一層喜びも大きいですし、とにかく本当に嬉しかったです。最近ちょっとスタートは速いんですけれども、その後がちょっと勢いが持続出来ない感じで、追走が厳しいことが多かったんですけども、今日は好発決めてその後もスムーズに逃げ馬の後で2番手のポジションでスムーズに追走してくれていたので、よっぽど馬自身も調子が良かったと思いますし、久々にこういう前々での競馬が出来たので、本当に良かったです。後から来る馬たちが気にはなっていましたけども、正直ゴールした時にどっちが勝ったか分からない状態だったので、上がってくるまでヒヤヒヤしてたんですけども、先生はじめ関係者の方、厩務員さんが1番の枠番のところに立っておられたので、すごく「あ、1着だ」という気持ちで嬉しかったです。兄が先日調教師になりました酒井忍なんですけれども、そういうゆかりのある場所でこうして重賞を勝つことが出来て光栄に思います。ちょっと小雨が降る中でしたけれども、沢山の声援をいただき、ありがとうございました。レディバグもようやく勲章が付いたんですけれども、今後ともまだまだ頑張ると思いますので、また応援のほどよろしくお願い致します」

レース結果、詳細は下記のとおり。

5日、川崎競馬場で行われた11R・スパーキングレディーカップ(Jpn3・3歳上オープン・牝・ダ1600m)は、酒井学騎乗の4番人気、レディバグ(牝5・栗東・北出成人)が勝利した。アタマ差の2着に1番人気のスピーディキック(牝4・浦和・藤原智行)、3着に3番人気のタガノクリステル(牝4・栗東・長谷川浩大)が入った。勝ちタイムは1:41.3(良)。

2番人気で川田将雅騎乗、グランブリッジ(牝4・栗東・新谷功一)は、4着敗退。

大激戦のゴール前

2023スパーキングレディーカップ・レディバグと酒井学騎手 (C)Hiroki Homma

酒井学騎乗の4番人気、レディバグが交流重賞初制覇を飾った。大激戦のゴール前だった。先に抜け出したレディバグを目掛けて外からスピーディキックが猛追。完全に並んだゴール前となったが、アタマ差レディバグが凌いだ。

レディバグ 22戦5勝
(牝5・栗東・北出成人)
父:ホッコータルマエ
母:フェバリットガール
母父:ダンスインザダーク
馬主:ゴールドアップ・カンパニー
生産者:ゴールドアップカンパニー

【全着順】
1着 レディバグ 酒井学
2着 スピーディキック 御神本訓史
3着 タガノクリステル 和田竜二
4着 グランブリッジ 川田将雅
5着 ノーブルシルエット 矢野貴之
6着 エナハツホ 小崎綾也
7着 トキノゴールド 櫻井光輔
8着 ラインオブフェイト 笹川翼
9着 サイファリス 丸山真一

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