パリ・サンジェルマンは7月5日、クリストフ・ガルティエ監督の退任をクラブ公式サイトなどで発表した。
2022年7月にPSGの監督に就任したガルティエ監督のもと、PSGは2022-23シーズンのリーグ・アンでは開幕節から一度も首位の座を他クラブに明け渡すことなく、通算11度目の優勝を達成した。これはリーグ・アン史上初の快挙だった。
しかしチャンピオンズリーグではラウンド16でバイエルンに敗れて早期敗退を喫し、国内カップ戦のタイトルを逃していた。PSGとガルティエ監督は2年契約を結んでいたが、1年を残して退任することとなった。
PSGは公式サイトを通じ、ガルティエに対して次のようなメッセージを送っている。
「パリ・サンジェルマンの全スタッフは、クリストフ・ガルティエと彼のアシスタントであるティエリ・オレクシャク、ジョアン・サクラメントのプロフェッショナリズムや1年を通じたチームへの尽力に対して感謝の言葉を述べたい。彼ら全員の次のキャリアが素晴らしいものになることを望んでいる」
新監督には、バルセロナやスペイン代表の指揮官を歴任したルイス・エンリケ氏の就任が有力視されており、彼が就任した場合はバルセロナ時代の教え子でもあるブラジル代表FWネイマールの去就にも影響を与えると見られている。