27日に神奈川県伊勢原市の大山で「夏山開き」を迎えるのを前に5日、登山道の清掃が4年ぶりに行われた。大山観光振興会や市職員ら約80人が参加した。
参加者らは大山阿夫利神社下社を中心に、山頂や蓑毛道、見晴台など6グループに分散し、ほうきや熊手を使って枯れ葉を掃いたり、ヤマビル駆除のために薬剤を散布したりした。水路にたまった大量の土も汗をかきながらスコップでかき出した。
同振興会長で同神社の目黒仁宮司は「できる範囲で清掃を行い、これからの夏山登山に来る方々を迎えられる体制を整えたい」と話していた。