ロバートJr.がホームラン・ダービー参戦表明 ア本塁打王争い2位

日本時間7月6日、ルイス・ロバートJr.(ホワイトソックス)のホームラン・ダービー出場が決定した。現在25歳のロバートJr.は今季すでにキャリアハイを更新する25本塁打を放ち、アメリカン・リーグの本塁打王争いで大谷翔平(エンゼルス)に次ぐ2位につけている。ホームラン・ダービーの出場者は8人だが、ロバートJr.の参戦によって7人が決定。最後の出場者とトーナメントの組み合わせは、このあと日本時間午前8時からESPNにて発表される予定となっている。いよいよ今年のホームラン・ダービーの出場者が出揃う。

ロバートJr.は今季ここまで84試合に出場して打率.276、25本塁打、49打点、8盗塁、OPS.916の好成績をマーク。MLB機構のコミッショナー事務局の推薦によって自身初のオールスター・ゲームに選出されている。同僚のルーカス・ジオリトは「彼が攻撃面と守備面でこのチームにもたらしているものは素晴らしい。彼をオールスター・ゲームで見るのが楽しみだし、彼がチームメイトとしてホームランを打ち続けてくれるのは頼もしいよ」とコメント。ロバートJr.のトレーニング仲間でもある有望株オスカー・コラスは「今季、彼が成功を収めるのはわかっていた。『30本塁打以上打つだろうね』と彼に話していたんだ」とロバートJr.の今季の活躍を予見していたようだ。

ホワイトソックスのリック・ハーンGMは「彼と契約したとき、将来的に30本塁打&30盗塁を達成する選手になると思っていた。彼は今、オールスター選手となり、スーパースターへの道を歩んでいる」とロバートJr.の活躍を称賛。ロバートJr.自身はもともとホームラン・ダービー出場には興味がなく、そもそも自分のことを純粋なホームラン・バッターとは思っていないようだが、本塁打を量産している今季の活躍の秘訣について「毎日健康にプレーできていること」を挙げている。なお、ホワイトソックスの選手がホームラン・ダービーに出場するのは2016年に準優勝したトッド・フレイジャー以来である。

今年のホームラン・ダービーに出場する7人の顔ぶれは、出場表明順にフリオ・ロドリゲス(マリナーズ)、ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)、ムーキー・ベッツ(ドジャース)、ランディ・アロザレーナ(レイズ)、ピート・アロンソ(メッツ)、アドリー・ラッチマン(オリオールズ)、そしてロバートJr.となっている。

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