ウェストハムがユベントスからスイス代表MFデニス・ザカリア(26)の獲得に乗り出しているようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。
ボルシアMG時代に脚光を浴びたザカリア。2022年1月に満を持してユベントスへ加入するも、わずか半年後の昨夏、迷走するクラブによってチェルシーへ1年間のレンタル移籍に出されることとなった。
チェルシーでの昨シーズンはほとんど活躍できず。1年間でグレアム・ポッター元監督ら3人の指揮官が率いたなか、いずれからも重要な戦力として扱われず、最終的に公式戦の出場は13試合にとどまり、早い段階でユベントス帰還が既定路線とされていた。
そんなザカリアの獲得を目指し、ウェストハムはユベントスに1800万ユーロ(約28億1000万円)のファーストオファーを提示する見通し。しかし、これを伝えた移籍市場に精通するジャーナリスト、ジャンルカ・ディマルツィオ氏によると、ユベントスは2500万ユーロ(約39億1000万円)を要求するという。
それでも「ザカリアがプレミアリーグに戻る可能性はかなり高い」とのこと。ユベントスはマッシミリアーノ・アッレグリ監督がザカリアを2023-24シーズンの戦力とみなしておらず、今後1～2週間でクラブ間合意に達するとみられている。
