ススキノ殺人 被害男性、1人でイベント参加後に待ち合わせたか 周辺の防犯カメラが足取り映す

札幌・ススキノのホテルで男性が殺害された事件で、被害者の会社員の男性(恵庭・62)はホテルに入る直前まで近くの別のホテルで行われていたイベントに1人で参加していたことが分かりました。男性は、今月1日午後10時半ごろ、女性の格好をした別の人物とホテルに入ったことが分かっています。関係者によりますと、殺された男性はその日の午後4時から10時ごろ、現場から250メートルほど離れた別のホテルで行われたディスコイベントに1人で参加していたということです。周辺の防犯カメラには、午後4時ごろに1人でイベント会場に向かう様子や、終了後に1人でホテル方向に歩いていく姿が映っていました。警察は、男性がホテルの近くで別の人物と待ち合わせ、いっしょに入室した後、この人物に殺害されたとみて行方を追っています。この人物は入室のおよそ3時間半後に「先に1人で出る」とフロントに電話した後、入った時とは異なる服装でホテルを出たということです。警察は、男性の頭部や所持品が残されていないことから、この人物が捜査を逃れようとした可能性もあるとみて調べを進めています。

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