リバプール、マク・アリスター&ソボスライで中盤補強を一旦終了

[写真:Getty Images]

リバプールの中盤補強はひとまず終了のようだ。イギリス『The Athletic』が伝えている。

アレックス・オックスレイド=チェンバレンやジェームズ・ミルナー、ナビ・ケイタといった複数の中盤の選手が契約満了により退団したリバプール。その穴を埋めるべく、ブライトン&ホーヴ・アルビオンからアルゼンチン代表MFアレクシス・マク・アリスター(24)を、RBライプツィヒからハンガリー代表MFドミニク・ソボスライ(22)を獲得した。

他にもニースのフランス代表MFケフラン・テュラム(22)やサウサンプトンのベルギー代表MFロメオ・ラヴィア(19)といった選手に目を向けていたが、ユルゲン・クロップ監督が求めていたのは、より多くのエネルギーや創造性を提供できる多機能なミッドフィルダー“2人“だったとのこと。現状でその目的が達成されたため、退団者が出ない限りは3人目の中盤獲得に動かないという。

スペイン代表MFチアゴ・アルカンタラ(32)のもとにはサウジアラビアから有力なオファーが届いていたようだが、チアゴ本人の意向がリバプールに契約最終年まで留まるというものであったため、これを拒否。クラブのレジェンドであるスティーブン・ジェラード氏がアル・イテファクの指揮官に就任したことにより、イングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソン(33)のサウジアラビア行きも噂されているようだが、今のところアプローチはないという。

なお、中盤の補強は終了しても、適切な若いセンターバックを見つけた場合は獲得に動く可能性がある模様。昨シーズン惜しくもチャンピオンズリーグ出場権を逃したこのチームは、リベンジに向け順調に体制を整えている。

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