新監督就任のPSG、インテル退団済みのシュクリニアル獲得を発表

写真:PSGへの加入が決まったシュクリニアル ©Getty Images

ルイス・エンリケ新監督の就任が決まったばかりのパリ・サンジェルマンが7月6日、インテルに所属していたスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルを獲得したことをクラブの公式サイトなどで発表した。

契約期間は2028年6月30日までの5年間で、インテルとの契約は2023年6月30日で満了となっていたため移籍金は発生しない。

シュクリニアルはスロバキアのMSKジリナでプロキャリアをスタートさせ、サンプドリアを経て2017年にインテルに移籍。ここで5シーズンを過ごした。また、スロバキア代表でもここまで42試合3ゴールを記録している。移籍が決まったことについて、クラブの公式サイト上で次のように喜びを語っている。

「とても幸せに感じている。体調も問題ないし、このようなクラブの一員になれることを非常にうれしく思っている。PSGはワールドクラスの選手と素晴らしいサポーターがいる世界最高のクラブの一つだ」

シュクリニアルは今年3月に腰椎の内視鏡手術を受け、戦線離脱したままインテルでのキャリアを終えた。ケガの状態が不安視されるところだが、本人としては問題がないと見ているようだ。

「この数カ月間は背中のケガもあり、簡単な状況ではなかった。でも、今はすべてが問題ない状態になっているし、心身ともに良好だ。スロバキア代表でも2試合をこなしているし、ピッチに立つ準備はできている。ケガからの回復後はトレーニングを続けている。100パーセントか、それ以上の状態にあるよ」

PSGへの移籍を「簡単な選択だった。決断は一瞬だった」と語るシュクリニアルは、新たな挑戦への意気込みをこう語っている。

「PSGのファミリーの一員になれたことを心から誇りに思っている。ファンのみんなと会えるのを楽しみにしている。新しいチームメートと一緒に仕事をすること、クラブのみんなと会うのが待ちきれないよ」

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