B1昇格の長崎ヴェルカ ファンからのメッセージ 「夢のよう」「孫と楽しむ」「胸熱く」

B1昇格を決めた長崎ヴェルカの髙比良寛治選手とタッチを交わすファン=5月、千葉市

 バスケットボール男子Bリーグの長崎ヴェルカが5月の2部(B2)プレーオフで準優勝を果たし、今秋開幕の2023~24年シーズンから国内最高峰の1部(B1)に参戦する。長崎新聞の情報窓口「ナガサキポスト」のLINE(ライン)でチームや選手たちへのメッセージを募集すると、県内外の80人から祝福の言葉やさらなる飛躍を期待する声が寄せられた。投稿の一部を紹介する。
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 バスケ部の息子たちを連れて4月に初めて試合を見に行ったのですが、息子たちよりも私がはまってしまいました。5月に長崎市街であった昇格パレードでは選手の皆さんとの距離が近過ぎて、鼻血が出そうなくらい興奮したのに、うれし過ぎて何も声かけできず。いまさら後悔です。(西彼時津町・40代女性)
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 ヴェルカに元気をもらっています。娘、孫たちとの共通の楽しみです。(長崎市・60代女性)
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 ヴェルカのプレーオフの試合をテレビで見て心が躍り、ワクワクしました。ぜひとも試合を生で見て応援したいです。バスケの面白さを教えてくださり、ありがとうございます。(大村市・40代男性)
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 スポーツとしても、エンターテインメントとしてもすごく楽しめて大ファンになりました。また五島でも試合をしてほしいです。おいしくて新鮮な魚や肉や野菜たちも待っていますよ。(五島市・50代女性)
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 長崎の誇りが一つ増えました。23~24年シーズンは主人とファンクラブに入ろうと思います。楽しみが増えて元気になりそうです。(長崎市・70歳以上女性)
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 バスケ歴50年の私は今も「長崎チャンポンズ」というチームでプレーしています。私たちのチームの夢は長崎市幸町で建設中のヴェルカのアリーナができたときに、ヴェルカの前座試合をすることです。ぜひ実現したいと思い、日々練習に励んでいます。(長崎市・60代男性)
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 特に好きなのは、大きい相手にもひるまないディフェンス。泥くさくルーズボールを追うところ。ヴェルカのバスケが大好きで、応援が楽しくて仕方ありません。(大村市・50代女性)
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 何事も本気でぶつかる姿は見る人の心を動かすんだなと思いました。なんだかゾクゾク、ワクワク、久しぶりにスポーツ観戦の醍醐味(だいごみ)を感じました。私も、娘もバスケ部。あの頃の悔しさ、仲間の大切さも、ヴェルカの試合でフラッシュバックして胸が熱くなりました。(長崎市・50代女性)
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 チーム創設当初から追っていた古参だけに、公約通りの最短でのB1昇格はうれしい限り。B1初年度で苦戦しそう
なのは承知。まずはしっかりと足がかりを残してほしいですね。
  (長崎市・40代男性)
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 B1の選手たちとヴェルカが対戦するなんて夢のようです。相手が強ければ強いほど得られる経験も大きいと思います。その経験を得たヴェルカがどのようなチームになるのか今からとても楽しみです。私たちファンもB1にふさわしいと言われるようレベルアップしないといけません。決められたルールの中で思い切りチームを後押ししたいです。(長崎市・30代女性)

◎長崎ヴェルカ/ジャパネットホールディングス(佐世保市)を母体に県内初のプロバスケットボールクラブとして2020年秋に設立。Bリーグ参入1年目の21~22年シーズンに3部(B3)を制し、昨年10月から今年5月までの22~23年シーズンでB2準優勝。設立時から掲げてきた「最短でのB1昇格」を達成した。5月のB2プレーオフ決勝は、ともにB1に昇格する隣県の佐賀バルーナーズに2連敗したものの、最終戦はB2史上最多の7532人の観客が詰めかけて熱気に包まれた。

長崎ヴェルカの選手たちに声援を送るファン=5月、千葉市

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