「怒り」が肌ダメージを加速する!?夏のメンタルケア2つ

おはようございます。脳腸セラピストの桜華純子です。

今回は東洋医学からみる「怒りの感情」と季節の関係、そして、健やかな体を肌を作るメンタルケアについてお伝えします。

夏に関係のある「感情」とは?

7月になり、いよいよ夏本番ですね。

東洋医学では『五行』という、万物が5つの特徴(木火土金水)にわけられているという考えがあります。

季節や感情、五臓六腑なども5つにわけられていて、夏は『木火土金水』のなかでは『火』にあたり、関係の深い感情は『怒』、五臓六腑では『心・小腸』になります。

このように、夏は特に『怒り』の感情が過ぎてしまうと、心と身体のバランスが崩れやすくなり、また『心』や『小腸』にも悪い影響があると考えられています。

怒りで心身の調子が乱れると、肌荒れやくすみなど、美容面にも大きく影響してしまいます。美肌を保つためにも、しっかりと季節に合わせたメンタルケアをしていきましょう。

東洋医学的「夏のメンタル&美肌ケア」2つ

【1】『怒り』のとらえ方と取り扱い方法

日本の夏は高温多湿で、じっとしているだけでも汗が噴き出てきて不快になり、それがイライラの原因になるケースもあります。

普段からできる具体的なイライラ対策として、例えば、汗拭きシートにミントオイルを一滴垂らしたものを使ったり、扇子やハンディ扇風機を持ち歩いたり、簡単にできる「快適になる工夫」を取り入れてみましょう。

一方で、例えば人と対立したり、望まない事態が起こり「怒り」が込み上げてきた時などは、その感情に無理に蓋をして『なかったこと』にする必要はありません。

そうして無理をしてしまうと、かえってストレスが増してしまうこともあります。

こういう場合は、「怒り」という感情の「見方」を変えてみましょう

「怒り」の見方を変える方法

怒りを感じたときは、次のどちらを選択するかがポイントです。

  • A:怒りの矛先である『他の誰か』に感情をぶつける
  • B:『今わたしは怒っている』ことを俯瞰して、何に対して怒っているのかを内観する(向き合う)

Aの場合は、ストレスにより身体が一気に緊張状態となり、それが頻繁に起こってしまうと心身ともに大きなダメージを受けるようになります。

Bのように、怒りをぶつけるのではなく、根本を見つめて自分自身と向き合うことができれば、『怒り』は静まり、緊張状態にならなくて済みます。結果、イライラや怒りによる心身の乱れ、肌荒れを防ぎやすくなります。

「怒り」に支配されるのではなく、「怒り」の感情をコントロールするように意識しましょう。

【2】夏におすすめの「経絡ヨガ」

心・小腸経絡のヨガポーズを行うことで、心の状態を安定させたり、自律神経バランスを整える作用があります。

休憩時間や、夜の入浴後などに取り入れてみてください。

心・小腸の経路ヨガ

1) 座って足を前に出し、上の写真のように膝を曲げて足裏を合わせます。

その際、足裏全体をピタッとすべてくっつけずに床につく下側だけを合わせましょう。

2) 両腕で目の前に大きな風船を抱えるような形を作り、両手の小指を合わせます。

3. 息をゆっくり吐きながら、上半身をそのまま前に倒して脱力します。

その際、小指は合わせたままにして両手はだらんと床につき、そのままの状態で1分ほどキープします。息は止めないで深い呼吸を続けます。その後ゆっくりと起き上がりましょう。

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ヨガや感情のコントロール以外に、食べ物から血のめぐりを促す方法もおすすめです。

サバやイワシ、アジなどの青魚には血のめぐりをアップする効果があると言われていますので、夏は積極的にメニューに取り入れてみてください!

★YouTube健康腸活チャンネルでも、様々な健康情報を発信していますので、ぜひご覧ください。

おうかじゅんこ ハッピーアラフィフ腸活健康チャンネル YouTube( https://www.youtube.com/channel/UCLBEZ_9Z3AygJ5hCLoSQ0dA

次回もどうぞおたのしみにしていてください。

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