佐野市や宇都宮市など県内3つの観測地点で今年初の"35度"超える「猛暑日」

 7日の栃木県内は、気温が上がり佐野市や宇都宮市など県内3つの観測地点で今年初めての35度を超える「猛暑日」となりました。

 気象庁の発表では宇都宮市は午後1時ごろ、34.5度を記録していて今年の最高気温を更新していました。県営球場の観客は日傘やうちわで暑さをしのぎながら、高校球児を応援していました。

 宇都宮市の気温はこのあと午後2時ごろに最高気温35.0度を記録し高校野球の開幕とともに今年初の猛暑日となりました。

 このほか佐野で36.3度、小山で36.0度など県内14の観測地点の内12カ所で今年の最高気温を更新し宇都宮を含め3カ所で今年初の猛暑日となりました。

 県消防防災課によりますと、7日午後4時までに15人が熱中症の疑いで救急搬送されています。

 この内、宇都宮市の80代の男性は屋外で草むしりをしていて体調不良となり搬送され熱中症の中等症と診断されました。また、少年が1人午後1時ごろに、県総合運動公園から熱中症の疑いで救急搬送され軽症と診断されたということです。

 宇都宮地方気象台はこの暑さの原因は太平洋上の高気圧の影響で晴れ間が広がったためとみています。

 暑さは7日で一旦落ち着くということです。

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