【ブルージェイズ12－２タイガース】＠コメリカ・パーク
ブルージェイズはマイナー調整から復帰した先発のアレック・マノアが６回１失点の好投を披露すると、打線も４回表に６点を奪う集中打でマノアを援護。12対２でタイガースに勝利して前半戦最終カードの初戦を制し、連勝を４に伸ばした。マノアは２勝目（７敗）をマークし、タイガース先発のアレックス・ファエドに４敗目（１勝）が記録されている。
ブルージェイズに頼もしい右腕が帰ってきた。今季防御率6.36と大きく数字を落とし、日本時間６月６日のアストロズ戦で初回６失点を喫してマイナー調整となっていたマノアが、この日は本来の投球を披露した。３回裏にスペンサー・トーケルソンのタイムリーで１点を失ったものの、４回以降の３イニングをわずか１安打に抑えるなど６回91球を投げて５安打８奪三振１失点の好投。与四球率6.52と苦しんでいた制球もこの日は与四球０と安定しており、結果だけでなく内容面でも完全復活をアピールした。
マノアを援護したい打線も３回表にジョージ・スプリンガーのタイムリー二塁打で先制すると、４回表にはスプリンガーの13号２ランなど５安打で６点を奪う猛攻で復帰登板を祝った。チームは試合前の時点でヤンキースと並んで地区３位・ワイルドカード３位と後半戦は熾烈な順位争いの中心となっていくことが予想されるが、勝負の後半戦に向けて昨年16勝をマークしたマノアの復活は大きな後押しとなりそうだ。
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