メッツがタイブレークを制し6連勝 ダルビッシュは5回3失点

【メッツ7-5パドレス】@ペトコ・パーク

メッツは同点のまま突入したタイブレークの10回表にジェフ・マクニールのタイムリー二塁打など3本のタイムリーが飛び出して4点を勝ち越すと、裏の守備でマニー・マチャドの13号2ランを浴びたものの、なんとか逃げ切り7対5でパドレスに勝利。見事6連勝を飾った。メッツ4番手のドリュー・スミスが4勝目(3敗)をマークし、パドレス6番手のトム・コスグローブに2敗目(1勝)が記録されている。

5連勝と上昇気配のメッツがこの日も勝負強さを発揮した。1対3と2点ビハインドで迎えた3回表にフランシスコ・リンドーアの19号ソロで1点差に迫ると、5回表にはダニエル・ボーゲルバックがこの試合2本目のタイムリーを放ち、3対3と試合を振り出しに戻す。中盤以降は両軍リリーフ陣の好投で決着がつかず、そのままタイブレークに突入すると、10回表に再びメッツ打線が奮起。マクニールのタイムリーを皮切りにフランシスコ・アルバレス、リンドーアもタイムリーで続いて4点を奪い、一気に勝負を決めた。

パドレス先発のダルビッシュ有は5回100球を投げて被安打7、与四球3、奪三振4、失点3の内容で勝ち負けつかず。立ち上がりから2四死球と制球を乱し先制点を献上すると、2回表こそ三者凡退に抑えたものの、3回以降毎回ランナーを許してしまう苦しい投球となってしまった。それでも粘りを見せてゲームを作る最低限の役割は果たしたものの、味方の援護を守り切れず、チームを勝利に導くことはできなかった。今季の成績は85回を投げて5勝6敗、奪三振89、防御率4.87という数字。浮上を狙うチームのためにも後半戦での巻き返しが期待される。

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