九州から東北は広範囲で雨 週中頃から前線は次第に北上見込み

9日(日)は、本州の日本海側にのびる前線の影響で、九州から東北では広い範囲で雨が降るでしょう。雷を伴って非常に激しく降る所もある見込みです。これまでの大雨で地盤の緩んでいる所もあるため、土砂災害などに警戒してください。北海道は晴れ間もありますが、上空寒気の影響で昼頃から夕方にかけてにわか雨や雷雨の所がありそうです。

週の中頃からは、太平洋高気圧が次第に西・東日本に張り出す見込みです。そのため、前線が押し上げられて北上し、雨の範囲も北に移動するでしょう。いよいよ梅雨明けが見えてきました。ただ、この太平洋高気圧は周辺の湿った空気をもたらすため、大気の状態が不安定となる所があるでしょう。雲が広がりやすく、急な雨などに注意が必要な日がしばらく続きそうです。

気象予報士・星 絵理香

画像について:7月9日から7月15日までの週間天気予報

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