PSGが積極補強。今度はバイエルンからL・エルナンデスを獲得

写真:積極補強を進めるPSGへの加入が決まったL・エルナンデス ©Getty Images

パリ・サンジェルマンは7月9日、バイエルンからフランス代表DFリュカ・エルナンデスを獲得したことをクラブ公式サイトなどで発表した。契約期間は2028年6月30日までの5年間となっている。

移籍金の額は明らかにされていないが、ドイツ『スカイ』電子版によると、「4500万ユーロ(約70億1810万円)にボーナスが含まれる」という。

リュカ・エルナンデスは左サイドバックとセンターバックをこなすDFで、バイエルンには4シーズンにわたって在籍。2022-23シーズンは、昨冬のカタール・ワールドカップで右膝前十字靭帯断裂の大ケガを負ったこともあってチームを離れる期間が長く、公式戦通算11試合1ゴールの成績に終わっていた。また、実弟のフランス代表DFテオ・エルナンデスはミランでプレーしている。

PSG加入決定を受け、リュカ・エルナンデスは次のように喜びを語っている。

「大きな幸せを感じている。PSGに加入する日が来ることを長い間、待ち望んでいたが、ついにそれが実現した。今日は僕にとって特別な日だ。PSGに来ることができてとてもうれしい」

また、バイエルン側もクラブ公式サイトなどでリュカ・エルナンデスのPSG移籍を発表。今年5月にオリヴァー・カーン前CEOの後任となったヤン・クリスティアン・ドレーセンCEOによる、次のような惜別のコメントを掲載した。

「リュカ・エルナンデスが我々とともに過ごしてくれた、成功に満ちた4年間に感謝したい。彼は常にベストを尽くしてくれたし、我々は彼が示してくれたファイティングスピリットと情熱に強い感銘を受けた。バイエルンは彼の未来が輝かしいものになることを祈っている」

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