【盛岡・オパールC】ラビュリントスが4馬身差で圧勝…本田正「行く気を優先した」

9日、盛岡競馬場で行われた11R・オパールカップ(M2・3歳・芝1700m)は、本田正重騎乗の1番人気、ラビュリントス(牝3・川崎・内田勝義)が快勝した。4馬身差の2着に3番人気のナイトオブバンド(牡3・船橋・米谷康秀)、3着にプルタオルネ(牡3・北海道・小国博行)が入った。勝ちタイムは1:45.6(重)。

2番人気で矢野貴之騎乗、エオリエンヌ(牝3・川崎・内田勝義)は、4着敗退。

1着 ラビュリントス
本田正重騎手
「テンションがちょっと高くて引っ掛かりそうでしたから、自然とハナに立つ形になりました。道中は力んで走っていましたが、余裕がありましたし、最後は緩めるぐらいの感じでゴールに入りました。前回(橘ステークス)、1400mを使いましたが、そのぐらいの距離がベスト。1700mは気持ち長い気がしたので、できれば前に壁を作りたかったんですが、行く気を優先しました。ここ2戦JRAの強いメンバーと戦って、馬自身も力をつけていると思います」

内田師「次走はオーナーさんと相談して決めたい」

オパールカップ 口取り (C)岩手県競馬組合

内田勝義調教師
「JRA2戦を使った後は、このオパールカップを目標に態勢を整えました。今回、改めて盛岡芝適性の高さ、強さをお見せすることができました。次走は馬の状態を見ながら、オーナーさんと相談して決めたいと思っています」

ラビュリントス 11戦4勝
(牝3・川崎・内田勝義)
父:キンシャサノキセキ
母:ブリトマルティス
母父:スペシャルウィーク
馬主:キャロットファ
生産者:新冠橋本牧場

【全着順】
1着 ラビュリントス 本田正重
2着 ナイトオブバンド 山本聡哉
3着 プルタオルネ 石川倭
4着 エオリエンヌ 矢野貴之
5着 トーセンカタリーナ 高橋悠里
6着 コスモイグローク 笹川翼
7着 ペルトラン 陶文峰
8着 コンバットアンジュ 岩本怜
9着 レジーナ 関本玲花
10着 ビリーヴィン 南郷家全
11着 ヤマショウデリーヌ 菅原辰徳

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