群馬のプロ2年目、MF田部井悠がJFLのレイラック滋賀へ育成型期限付き移籍

[写真:©︎J.LEAGUE]

ザスパクサツ群馬は9日、MF田部井悠(24)がJFLのレイラック滋賀へ育成型期限付き移籍することを発表した。

移籍期間は2024年1月31日までとなり、群馬との公式戦には出場できない。

田部井は群馬県出身で、前橋育英高校から早稲田大学へと進学。2022年に群馬でプロ入りを果たした。

プロ1年目は天皇杯で1試合、2年目の今シーズンもここまで天皇杯の1試合の出場に終わり、ほとんど出場機会はなし。武者修行に出ることが決定した。

田部井は両クラブを通じてコメントしている。

◆レイラック滋賀

「レイラック滋賀FCに関わる全ての皆様へ」

「この度、ザスパクサツ群馬より加入することになりました、田部井悠です。まずはこのタイミングで自分を受け入れていただいたクラブに対し、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます」

「「滋賀県初のJクラブへ」このミッション達成のために、全力で日々を積み上げ、レイラックのために走り、戦い続けます。支えてくださる皆様と共にJ3昇格の景色を見れるように、自分の全てを捧げます。 これから、よろしくお願いします!」

◆ザスパクサツ群馬

「ザスパクサツ群馬に関わる全ての皆様へ」

「この度、レイラック滋賀FCに育成型移籍することになりました。まずは1年半という短い間でしたが、本当にありがとうございました。中々試合に絡めない中でも、スタジアムで手を振ってくれたり、応援のメッセージをくれたり、横断幕を作ってくれたり、、、サポーターの皆さんから貰った、たくさんの「愛」のおかげで頑張れました。自分の活力でした。ありがとうございました」

「その期待に応えられなかったことが本当に悔しいです。その中でサッカー選手として必要なものは何かを考え抜いた結果、この決断に至りました。簡単な道ではないことは重々承知です。ただ、悔しいことや苦しいことが多かった日々の中で、足掻き続けた自分自身を信じて、胸を張って頑張ります。必ず這い上がってきます!」

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