流通大手によるネットスーパー専用の物流施設が千葉市の工業団地内で稼働を始め、7月10日、記念のセレモニーが開催されました。
千葉市緑区の工業団地に整備された「イオンネクスト誉田CFC」。
流通大手、イオンのネットスーパー「Green Beans」専用の物流倉庫として、最先端のAI技術と低温な環境で鮮度を保つコールドチェーンを導入し、10日から本格的に稼働しました。
10日は、記念のセレモニーが開催され、挨拶に立ったイオンの吉田昭夫社長は、「ネットスーパーでもお客様の満足を追求していきたい」と意気込み、千葉市長時代に企業立地に関わった熊谷知事は、「生活スタイルを変えるDXが千葉からスタートする。感慨深い」と述べました。
ネットスーパーの「Green Beans」は、一回当たりの買い物の最低購入金額が設定されていますが、生鮮品から日用品まで約2万品目を取り扱っています。
対象エリアは千葉市や千代田区など、千葉県と東京都の一部で、今後、エリアと品目を拡大していく方針です。
「買い物を変える。毎日を変える。」をコンセプトに、商品の受注から宅配までAIやロボットを活用した効率的なサービスで、忙しい人の買い物を代行。
1週間の鮮度保証も掲げ、産地から玄関先まで徹底した温度管理で、実際の店舗よりも「新鮮」を実現させたいとしています。