みんなで快適、安全に!気をつけたい「電車の乗車マナー」3つ

おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。

ひとつのテーマを1週間意識して過ごすことで、マナーや心遣いが自然と身に付く!そんな連載コラムを毎週火曜日にお届けしています。

今週のテーマ:周りに迷惑をかけていない?「電車の乗車マナー」

時間通りに運行され、駅では指定された位置にピッタリと停まる、日本の電車。

皆さんが快適に、そして安全に乗れるよう、鉄道会社の皆さまは日々頑張ってくださっています。

電車の中では、それを利用する私たちが、お互いに思いやりを持って気持ちよく乗車したいですね。

さて、日本民営鉄道協会が毎年行っている「駅と電車内の迷惑行為ランキング」では、毎年、座席の座りかた/乗降時のマナー/荷物の持ちかた、置きかたが上位に入っているようです。

(参考:日本民営鉄道協会ホームページ「2022年度 駅と電車内の迷惑行為ランキング」

今日は、気付かないうちに周りの人の迷惑になる乗り方をしていないかな?と振り返りながら、電車のマナーを確認してみましょう!

【1】座席に座る時は膝をそろえて

脚を広げて座る…方はそんなにいらっしゃらないと思いますが、膝をくっつけ、脚を揃えて座れると、エレガントですね!

また、ジャケットやコートの裾が、うっかり隣の席を占領しないよう、自分の方に寄せて座りましょう。

【2】乗降時は、降りる人が先、乗る人が後

空いている席を外から見つけると、早く乗車したくて焦りますが、降りる人が終わってから乗車するようにしましょう。

また、満員電車に乗っていて、駅到着時にドア付近に立っている場合は、降りる駅ではなくても、中の人が降りられるように、いったん外に出ると親切です。

【3】荷物は自分の足元に

空いている席に荷物を置く方は少ないと思います。

満員電車で立っている時は、自分の足元に荷物がくるように持つと、スペースの有効活用ができますよ。

優先席の利用について

さて、優先席の使用について、少し前に話題になっていましたね。

あなたは優先席に座る・座らない、について、どう思われますか?

私は優先席には座りませんが、座っている方を見ても、何も思いません。

優先席は、「必要とされる方に対して、積極的に譲るべき席」であり、「健常者が座ってはいけない席」ではないからです。

また、見た目にはわからないけど、体調がすぐれないのかもしれないし、仕事でとっても疲れている方かもしれません。

優先席が空いているときに座る・座らない、に正解はありませんし、考え方は人によって違います。

心遣いを伝える手段は人それぞれ!

「○○した方がよい」はあっても、「○○すべき」はありません。

周りの状況を見ながら、みんなが心地よく過ごせるように考えた行動ができるといいですね!

それでは、また次回!Have a ごきげん day!

★このコラムは【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!

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