中盤の柱だが…ナポリがジエリンスキを売却へ? 会長自ら示唆「ここで未来のない選手がいる」

[写真:Getty Images]

ナポリがポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキ(29)の売却に動いているようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。

長らくナポリの中盤を支えるジエリンスキ。加入7年目の昨シーズンは公式戦49試合中48試合に出場とフル稼働し、7ゴール11アシストを記録。自身初となるセリエA優勝も成し遂げ、最高の1年になったことは間違いない。

一方で、契約は2024年6月までとなっており、今夏の売却がシーズン中から噂に。イタリア『スカイ・スポーツ』によると、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長は10日、「契約が残り少なくなり、ナポリでの将来がない選手もいる」とコメントしたといい、これはメキシコ代表FWイルビング・ロサーノ(27)、そしてジエリンスキを指すものだという。

現段階ではラツィオがジエリンスキの獲得を検討。エンポリとナポリで共闘し、ジエリンスキにとっては恩師とも言えるマウリツィオ・サッリ監督が再会を望んでいるという。しかし、ナポリの2500万ユーロ(約38億8000万円)という要求に二の足を踏んでいる状況とみられている。

ラツィオだけでなく、ユベントスからの関心も報じられるジエリンスキ。ナポリの中盤に欠かせぬ存在であることは間違いないのだが、今夏で新天地を求めることになるのだろうか。

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