久保田紗友主演「弁当屋さんのおもてなし」シーズン2が決定!「より一層、愛が感じられるお話に」

久保田紗友が主演を務める、HTB北海道テレビ開局55周年ドラマ「弁当屋さんのおもてなし」(日時未定、北海道ローカル)のシーズン2が、2023年度内に放送されることが分かった。飯島寛騎、戸次重幸を迎えた撮影が6月から北海道・札幌市内で始まったことが発表され、久保田は「今回はより一層、愛が感じられるお話になっています」と意気込みを語った。

ドラマは、東京から身も心も疲れ果てたまま北海道へと転勤してきたコールセンター勤務の会社員・小鹿千春(久保田)が主人公。シーズン1の冒頭、札幌の路地裏にある「くま弁」で、ユウこと大上祐輔(飯島)の作る魔法の弁当に出合った千春は、優しさの詰まった弁当を食べて元気を取り戻し、ユウと共に、悩める父娘や傷ついた占い師、不安を抱える店主など、周囲の人をおいしい弁当と小さなお節介で癒やしていった。シーズン1は、北海道ローカルで2~3月に4週連続で放送され、北海道内での視聴率が好調だった上、作品の味を再現したおにぎりの販売などでも話題となった。その後、道外の放送局でも放送され、現在もHTBが運営する動画プラットホーム・hodとNetflixで配信中だ。

シーズン2の撮影は、6月26日に札幌でスタート。シーズン1から数カ月後、夏から秋の「くま弁」が舞台という設定だが、撮影初日は最高気温28.3℃という夏日。炎天下のクランクインとなったものの、千春役で主演の久保田と大上役の飯島は久々の来札とあって、「北海道の夏は気持ちいいですね!」と笑顔を見せた。また、HTB社内にある「くま弁」セットで行われた撮影では、黒川晃役の戸次も合流し、早速和気あいあいとした食事シーンを演じた。戸次のアドリブも入り、息ぴったりで笑いの絶えない現場となった。

シーズン2の各話には、さまざまなゲストも登場する予定で、北海道の食の魅力がたっぷり込められたハートウォーミングストーリーに注目が集まりそうだ。放送は、HTB開局55周年期間中(2024年3月31日まで)に4話連続(各話30分)を予定。放送日時とゲストの詳細は後日発表される。

【出演者&プロデューサー コメント】

久保田紗友 「千春という役に戻った瞬間に懐かしい気持ちになりました。スタッフさん含めおなじみのメンバーなので、リラックスした状態で撮影を始めることができています。北海道の涼しい夏を久々に楽しめて、軽やかな気分です。今回はより一層、愛が感じられるお話になっていると思います。シーズン1を超えるような癒やしと温かさを届けられるよう頑張ります」

飯島寛騎 「撮影は本当に快調です! 戻って来たな、という安堵感みたいなものとワクワクで胸がいっぱいです。こんなに早くユウと“くま弁”に戻ってシーズン2ができることも、また皆さんにこの作品を届けられることもうれしいです。シーズン1以上にいろいろな展開があり、1話1話濃厚なストーリーになっていますので、ぜひ楽しみに待っていてください」

戸次重幸 「シーズン1が放送された時の反響で、ローカル局の作品だからということではなく、しっかりと作品を見て評価してくれている人が多くて、伝わっているなと感じて驚きました。シーズン1がいい作品だったからこそ、シーズン2には皆さんの期待が膨らんでいると思います。その期待に応えたいです。シーズン2は最終話までの展開が丁寧に構築されているので、それが魅力です。季節ごとの食材が売りのドラマですので、夏~秋のおいしいものもたくさん出てきます。黒川のキャラが僕自身に似てきているので、どんな芝居になっているかも楽しみにしてください(笑)」

エグゼクティブプロデューサー・戸島龍太郎 「シーズン1の11月下旬から12月中旬という寒風吹きすさぶ中での撮影とは打って変わって、シーズン2は炎天下でスタートしました。暑さにもめげず、出演者とスタッフは“あうんの呼吸”がとれるほどに一体感を増して撮影を行っています。普段何げなく食べている北海道の食の魅力が表現され、疲れた心にしみるホッコリもたっぷりと詰まったドラマにご期待ください!」

© 株式会社東京ニュース通信社