ISSから撮影されたアラビア半島の砂漠地帯＆ジブラルタル海峡

アメリカ航空宇宙局（NASA）は、国際宇宙ステーション（ISS）から撮影された美しい地球の画像を随時公開しています。そのなかからsorae編集部が選んだ画像をご紹介します。

ISSから撮影されたアラビア半島の砂漠地帯

【▲ 国際宇宙ステーションから撮影されたアラビア半島の砂漠地帯の砂丘。日本時間2023年5月16日撮影（Credit: NASA）】

こちらは2023年5月16日（日本時間）に高度409kmから撮影された、サウジアラビアとオマーンの国境付近です。撮影当時のサウジアラビアの時刻は17時27分、オマーンの時刻は18時27分でした。視野一面に広がる赤茶けた色の地形は、砂漠地帯にある無数の砂丘です。

NASAによると、この画像はアラブ首長国連邦（UAE）のスルタン・アル・ネヤディ（Sultan Alneyadi）宇宙飛行士によって撮影されました。アル・ネヤディ飛行士はNASAの有人宇宙飛行ミッション「Crew-6」の一員として、2023年3月3日からISSに長期滞在しています。

ISSから撮影されたジブラルタル海峡

【▲ 国際宇宙ステーションから撮影されたジブラルタル海峡。日本時間2023年4月15日撮影（Credit: NASA）】

こちらは2023年4月15日（日本時間）に高度409kmから撮影されたジブラルタル海峡です。向かって左側が欧州（スペイン、および英国の海外領土ジブラルタル）、右側がアフリカ（モロッコ）になります。撮影当時の時刻はモロッコが16時25分、スペインは17時25分（夏時間）でした。

欧州とアフリカを隔てるジブラルタル海峡は大西洋と地中海を結ぶ海の要衝です。NASAによると、漁船、フェリー、貨物船、ヨットといった様々な船舶が毎日約300隻、この海峡を航行しています。

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文／sorae編集部