6月定例県議会閉会 県提出10議案すべて可決・同意

6月定例県議会閉会 県提出10議案すべて可決・同意

 6月定例県議会は7月12日、千葉県が提出した条例案など、10の議案、全てを可決し、閉会しました。

 最終日を迎えた、12日の定例県議会では、県が開会日に提出した条例案に加え、12日追加で提出した人事案件などについて審議され、採決の結果、県が提出した10議案すべてが可決、同意されました。

 可決された議案には、県立高等技術専門校の校名を「テクノスクール」に変更するものなどが含まれています。

 閉会後、記者団の取材に応じた熊谷知事は、今回の改選後初の定例県議会について、「県政に新しい風が入ってきたと感じた。しっかりと応えていけるよう努めたい」と述べました。

 一方、渋滞緩和を目的に、7月22日からアクアラインに、時間帯によって料金を変動させる「ロードプライシング」が試験的に導入されることについて、熊谷知事は、深刻な渋滞や、周辺道路への影響を課題として挙げ、次のように述べました。

千葉県 熊谷俊人 知事
「値上げをすることや来る台数を減らすということが目的ではなく、分散させできる限り多くの人に県に来てほしい、そしてより長く滞在してほしい。その目的を達成するため、今回の社会実験通してしっかり見ていきたいと思う」

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