カリスマサックス奏者、ジョシュア・レッドマンがブルーノート・デビュー作リリース決定

photo by Zack Smith

過去30年間に登場したジャズアーティストの中で最も高い評価とカリスマ性を持つサックス奏者、ジョシュア・レッドマンがブルーノートから新作をリリースする。先行SG「Chicago Blues」が配信されている。

<YouTube:Chicago Blues

今作は、自身初となるヴォーカル・プロジェクトとなり、サマラ・ジョイも輩出したサラ・ヴォーン国際ジャズ・ヴォーカル・コンクールで2019年に優勝したガブリエル・カヴァッサをフィーチャー。

「アメリカに対する賛美と批評」をコンセプトに、シカゴやニューオーリンズ、アラバマなど特定の場所について歌ったオリジナルやスタンダード曲13曲で構成。ブルース・スプリングスティーン「ストリーツ・オブ・フィラデルフィア」や、ジョン・コルトレーン「アラバマ」などを選曲。

バンドは、アーロン・パークス(p)、ジョー・サンダース(b)、ブライアン・ブレイド(ds)という鉄壁の布陣。さらに、ゲストとしてニコラス・ペイトン(tp)、カート・ローゼンウィンケル(g)、ピーター・バーンスタイン(g)、ジョエル・ロス(vibes)という錚々たる面子が参加している。

ジャズの歴史に大きな足跡を残してきたジョシュアが、今改めて母国アメリカに捧げる注目作。

本作について、レッドマンは「作品のコンセプトはとてもシンプルで、収録曲は米国の地理的な場所について歌っているか、少なくともそれについて言及している内容となっている。そして、程度の差こそあるけれど、バラード・アルバムでもあり、スタンダード・アルバムでもあり、社会的考察のアルバムでもあり、マッシュアップのアルバムでもあり、恐らくはトリビュート・アルバムのようなものでもあるんだ」

また、今回共演したミュージシャンについては「アーロン、ジョー、ブライアンという、地球上で最も崇高で抒情的で深くグルーヴする3人のミュージシャンを、リズム・セクションとして一緒に演奏したことがなかったにもかかわらず、遂に繋げることができたのは夢のようだった。そして、類まれなスタイル、誠実さ、魂を持つヴォーカリスト、ガブリエルとのコラボレーションは、変幻自在の体験だった。これは、私自身のプロジェクトでシンガーとレコーディングする初めての経験で、その中で自身の新たな音楽的役割を発見し、そこに挑むという挑戦を楽しんだんだ」とコメントしている。

■リリース情報

ジョシュア・レッドマン
アルバム『ホエア・アー・ウィー』
2023年9月15日リリース
SHM-CD UCCQ-1191 ¥2,860(tax in)
CD予約&デジタル配信表はこちら→https://Joshua-Redman.lnk.to/wherearewePR

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