栃木市が広告付きAEDを導入 「広告料収入で維持管理へ」

 栃木市は経費の節減などを目的に、広告付きのAEDを7月から市役所本庁舎など7つの施設に設置しました。

 広告付きのAEDは、設置や維持管理などAEDにかかる費用を広告料でまかなうのが特徴です。

 栃木市と協定を結んだ業者によりますと、全国の約130の自治体で、260台あまりが設置されていて、県内では栃木市が初めての導入になります。

 AEDが設置されたのは、市役所の2階や市の栃木保健福祉センター、大平総合支所など7つの施設です。これにより市が市内に設置したAEDは125台になりました。今回の設置では、1台につき8年契約で約23万円の経費が削減でき、7台で約160万円が削減できることになります。

 市はすでにあるAEDを他の施設に新たに設置するなど、今回の取り組みでAEDのさらなる普及につなげる方針です。

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